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非処女は中古なのか?男性の内面も含めて考察してみた

ネット上の声を見てみると、非処女は中古に例えられる表現を多く見かけます。そこで、ここでは「非処女は中古であるのか」について、そのように呼ぶ男性の内面にそって考察してみたいと思います。

目次

非処女が中古に例えられる理由

まず、非処女が中古に例えられる理由について、ですが「結婚予定ではないが、男性と身体の関係を経験済みである」ため、男性から、その女性を本気で結婚相手として考えようとすると、気持ち的に「誰かが使用したあとのもの」となってしまうようです。

そこから、別な表現としては「傷物」「使用済」「他人に食われた」 といわれる場合もあるようです。そこから派生して「貫通済」「残飯」という表現を見かける場合もあります。

これは「気持ち的な要素が高い考え方」であるため、小説、アニメ、マンガ、ゲームなどの登場人物など、創作上の人物のうち、特に感情移入しやすい女性キャラにおいても、同様に非処女であるかを気にする傾向があるようです。

このように「身体よりも心(意識)」という要素から「自分以外の異性に心を許した人が、自分と愛を築くことができるのだろうか」という考えが根底にあるといえます。

「処女は中古」と端的な表現のみを聞くと、それを聞いた女性は「女性(人)をモノとして見ている」と解釈してしまうと思いますが、このように気持ち的な面が強いことを考慮すると「中古」という表現は、別な状況に例えると「結婚後に、誰かに心を許した人(浮気したことがある)」というニュアンスを含むと思われます。

中古に例える方が多い理由

では、中古という表現を多くの方が行う理由について、まとめてみたいと思います。その理由は大きく3つあるようです。

  • そもそも自分が新品なのにという気持ちから
  • 尊いものを求める気持ちから
  • 誰かに取られたという気持ちから

では、これらについて詳しく述べていきます。

そもそも自分が新品なのにという気持ちから

そもそもでいうと「自分が新品なのに」という気持ちから来ているようです。

これは「自分が未経験であること」に限った話ではないと思います。上記の「非処女が中古に例えられる理由」で考察したように、気持ち的な要素が強いと思います。

自分はこれまで、女性を好きになったことはあっても、「心を許すのは一人だけ」と決め「その人を一生大切にしたい」という考えを持ち、それを通していきたいと強く思っていることを前提として「自分が新品なのに」であります。

そのため、性行をしてもその相手と結婚まで至っていない女性というのは、自分とは違う領域の人だということから「中古」となってしまうようです。

尊いものを求める気持ちから

歴史的に宗教的な側面からは、貞操、清純などは尊いものという考え方があります。

また、小さいころから親に聞いてきた話や、学校の教育などにより「安定した家庭を持つことは大事なこと」「浮気による離婚は論外」という考えを持つのが一般的です。

そのような理想を聞き、自分は理想の姿になっていこう、という気持ちから「処女は大事」という発想になり、そうではない状態を別なものの呼び方に例えてしまうようです。

誰かに取られたという気持ちから

例えば、自分の好きな女性アイドルが、週刊誌によってお泊りや熱愛が発覚し、報道されると、そのアイドルのことが本気で好きな男性ファンは「ファンを裏切った」「私は裏切られた」と攻撃的になる場合もあります。

「自分が大切に思っている人物が誰かと関係を持つこと」は「自分ではない誰かに本気で心を許した」という意味であるため、ファンにとっては「取られた」「大切なものを失ってしまった」という感情につながってしまいます。

このように大切に思っていたものが崩れてしまった感覚から「中古」という表現につながるようです。

なお、これは「男性アイドルに対する、女性ファンの場合」でも、熱愛報道により反感につながることはあります。SNSなどでは「あの女に大切な人を取られた」という言葉が飛び交うこともりますので、この感覚は男性に限った話ではないかもしれません。

女性側の気持ち

では、最後に「処女は中古」と呼ばれた女性側の気持ちを考察していきます。

ネット上の声をみると、女性は「処女じゃない人を中古という人とは一緒になりたくない」と思う傾向があるようです。

これは「女性をモノ扱いする思考に嫌悪感がある」ことが理由で、

  • 処女じゃなくなったら、自分のことを好きじゃなくなりそう
  • 処女の私しか好きじゃなくて、私が好きじゃないんだ


というように、人付き合いというよりも、物のようにとらえらえれてしまう感情に違和感を持ってしまうようです。

まとめ

今回は、非処女を中古と例える理由を複数の方面からまとめてみました。

  • 非処女が中古に例えられる理由
  • 中古に例える方が多い理由
  • 女性側の気持ち

女性側の気持ちを考えると女性の前では「処女は中古」という表現は避けた方が無難と思います。しかし、上記で考察したように、男性にとっては「心を許すのは一人だけ」「この人だと決めた女性を一生を背負っていく」という考えが根底にあり、モノと捉える要素は低いと思われます。

男性の方は、処女か非処女かという視点の話になった際は、その根底にある気持ちや大切にしたいと考えているものを伝えるように心がけると、女性の方とよりよい関係を築くことが出来ると思います。

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