非処女は結婚する資格がないとか中古品だとか最低なことを言う人がいますが、そもそも今の時代付き合っているのに性交渉をしないなんてありえないと思います。
遊びではなく真剣に付き合っていて も性交渉をするのは当たり前ですよね?それで別れてしまったらもうそこで女としての価値が無くなるんですか?汚れた女になってしまうんですか?
そもそも、そういうこと言っている本人たちは仮に彼女がいたとしても性交渉しないまま結婚するつもりなんでしょうか、、。 異常に非処女を叩く人たちがおかしいだけですか?
ちなみに自分は大学生で前戯までしかしたことがないのですが自分が処女なのか非処女なのかわかりません。
非処女を擁護しようとかそういうのではないです。
引用元:Yahoo!知恵袋
今の時代は「真剣に付き合っていても性交渉をするのは普通」と思います。ただ、それで別れた場合は「結婚する資格がない」「女としての価値が無くなる」と多くの男性が考えているわけではありません。
全ての男性が同じ価値観というわけではないと思いますが、これら非処女に関する見解は、恋愛や結婚に対する価値観から来ています。その価値観において、比較的「まじめ・真剣に交際を行っていきたい」と考えている男性ほど、処女であるかを気にかける傾向があると感じます。
あと「結婚する資格がない」「女としての価値が無くなる」などの意見ですが、こちらは、ネット上の匿名の世界で行われる特有の発言も含まれていますのでその部分は気にしないのが一番かと思います。
以下、これらについて説明していきます。
結婚前に性交渉は普通
今の時代は「真剣に付き合っていても性交渉をするのは普通」と思います。
非処女であるか?を気にしている、男性の方々も、普通の人間ですので、自らが育った家庭や時代の流れの影響を受けています。あえて時代に逆らった考えを持つことはないと思います。むしろ、時代に逆らった考えを持つことは周囲から異物扱いされて孤立するものです。
このように時代の流れの影響を受けたうえで「非処女であるか」を気にする方が一定数居るということですが、これは、内面の要素が強くあります。いわゆる貞操の考え方です。
「自らが真剣に恋愛や結婚をしようと考えているのだから、その相手は浮気はしない人で欲しい」と思うのですが、そこに確約されたものはありません。身の回りの話で「浮気が理由で離婚となった」という事を耳にしたりもします。一生、共に生活を続ける前提で結婚したにもかかわらず、崩壊する事例はあるのです。
人の行動というのは、実際にどのように行動したかは調べようがないし、未来の行動も断定はできないものです。自らは信念を持って行動していたとしても、その相手の信念は調べようがありません。そこで「この人は確信を持って信頼出来る相手だ」というものを形として求めるものの先に「処女であること」があるのです。
繰り返しになりますが、ここでは、気持ち的な要素が強くあります。なので「真剣でないレベルの付き合いでも、簡単に男性と性交渉をしてしまうような浮ついた考えの女性」は、自らが付き合う女性の候補としては避けたい気持ちでいる、というだけであって「女としての価値」を評価したいわけではございません。
そもそも「処女であるか?」は「ファーストキスが経験済みであるか?」と似たような話で、そもそも調べようがないことです。
女性側の意見でネット上で「30歳過ぎても処女は恥ずかしい」という意見をみかけることがありますが、この根拠を考えると話の整理が付くかもしれません。このように考える理由は「男性と交わった事例があるか」よりも「結婚まで進むことが出来ない」「これまで男性と交際したことが無い」など人付き合いに関係する性格を気にしている要素が強いと思います。
まじめ・真剣に交際したいと思っている男性の考え
次に、まじめ・真剣に交際したいと思っている男性の考えについてまとめてみます。
自分が真剣に考えているので「信頼出来る相手」を求めようとし、その手段で「処女であること」を考えてしまうことは、上の方で述べさせていただきましたが、ここでは、さらに気持ちの面にフォーカスしていきます。
男性が、非処女を避けようとするのは、以下のような行動をしてしまう女性との交際を避けたい気持ちから、というのがあると思います。
- 容姿が好みなら身体を許してしまう
- その場の雰囲気に簡単に流されてしまう
容姿が好みなら身体を許してしまう
いわゆる「イケメン」に心を奪われてしまうというものです。
イケメンに魅力を感じることは自然なことなので問題ないと思います。ただ、イケメンだから好き嫌いに関係なく身体の関係を持ってしまった、という場合は別です。
このような行動を取る女性に対しては、「自分はすぐに浮気されてしまう」という気持ちにつながり、そこから避けようとしてしまいます。
その場の雰囲気に簡単に流されてしまう
「押しの強い男性」に好感を持つ女性に見られる場合があるケースです。本気で好きとまではいってないけれども、その場の雰囲気に流されて身体の関係を持ってしまった、というものです。
このような女性は、もし「子供ができてしまった」というような大きなことが起きた場合のことを考えきれない、という印象につながり、避けようとしてしまいます。
自立した相手と対等に付き合いたい
避けたい女性の行動パターンについて述べましたが、これらの行動をとる女性は「自分に芯を持ってない」ように感じてしまいます。付き合いを真剣に考える男性にとっては「対等に付き合いたい」という気持ちがあるのだと思います。
深刻に捉えないで欲しい発言
質問の冒頭にあった「結婚する資格がない」とか「中古品だ」という発言ですが、これらの考えは、女性の方はあまり深刻に捉えないのが正解と思います。
まず「匿名の場を利用した憂さ晴らし」という考えで発言したものであることが多いです。また、たまたま、好意と持っていた女性や、付き合っていた女性とうまくいかなくなった男性が強がって発言したものの場合もあります。
次に、匿名の憂さ晴らしのような事例を別としても、モノに例えるような表現が出る理由について、述べたいと思います。
モノに例える表現
まず、男性は自分だけのものにしたい欲が強くあります。一昔前は「(女性の名前を言って)~~は俺のものだ」という言葉が普通に使われていましたし「俺の彼女に手を出すな」という発言を耳にする場合もあります。これらの発言の延長で、女性をモノのように扱う表現が出る場合はあります。
なので、実際に女性をモノとして考えているかは別の話です。もし、モノのように考えている男性が居た場合は、その人がそうだった、という話でしかありませんので、その男性と距離を置くようにするといいでしょう。
「普段から人を軽率にみるような言動をしている人」は、少数派ですし、同性からみても距離を置きたくなるものです。
逆の立場の表現「亭主元気で留守がいい」
一昔前「亭主元気で留守がいい」という表現が流行ったことがありました。これは、結婚している妻にとって「夫は、元気に外で働き、家を空けていること」が都合がよいと思っていることを表しています。
男性側がこの一フレーズのみを聞くと「自分との人付き合いの気持ちは冷めてしまっていて、家に安定的にお金を入れてくれる事のみ望んでいるのだろうか」「自分は都合の良い存在になって欲しいと思われているのだろうか」と深刻に捉えてしまいます。
しかし、このフレーズが流行ったのは、今よりも専業主婦の割合が多かった時期の話です。
休日に夫が家にいるときは、家事は手伝ってくれず、ごみを散らかしてその分掃除が増えたり、買い物を頼まれたりと、いつもより家事に時間がかかってしまうこともたびたび見られる状況でした。そのため、夫が外出してくれている方が、家事がはかどると感じる妻も一定数いたことから、受け入れられた表現です。
その言葉のみからは深刻に感じても、その背景の部分にも意識を向けるとそういう意味でもないことはあります。
まとめ
この知恵袋の相談者さんの悩みは、複数の話が関係していると思います。また、その発言をする内面も関係していたと思います。そのため、複雑で悩まれていたのだと思われます。
「結婚資格がない」や「中古品」などの言葉はあまり深刻に捉えず、男性側の、交際を真剣に考えていること、それによって、女性側の気持ちに対する確約を求めていること、などの面に意識を向けてみると新しいものが見えてくるかもしれません。
質問者様は、よりよい男女交際があることを望んでます。